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ズラトリアル

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ぐっとくる装丁まとめ 和風を感じるブックデザイン

装丁 まとめ 和風

今回の装丁まとめテーマは「和風」

和風のブックデザインは古臭くなりがちですが、工夫をされてモダンなイメージになっているなあと感じました。

では紹介です。

 

『夜市』恒川光太郎 角川ホラー文庫

夜市 (角川ホラー文庫)

 どんなものでも売っている不思議な市場の物語。

 金魚のイラストと赤のグラデーション。夜市→夜店→金魚という連想じゃないかと思います。

金魚というモチーフだけで和風に感じる不思議。

 

銀の匙中勘助 岩波文庫

銀の匙 (岩波文庫)

 著者が子供時代を回想する随筆。

細い縦じまの真ん中にタイトルをあしらったデザイン。文字のベースが白黒のグラデーションになっているのが大人っぽいです。

昭和という感じでいかにもしぶいです。

 

『烏に単は似合わない』阿部智里 文春文庫

烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ (文春文庫)

八咫烏の国を舞台にした和風ハイファンタジー。

和風だけどどこか違うテイストのイラストです。墨の色を意識している感じがします。水墨画のイメージかな。

タイトルと著者名も黒一色で、ストイック。

 

『雨にもまけず粗茶一服』松村栄子 ポプラ文庫ピュアフル

(P[ま]1-2)雨にもまけず粗茶一服<上> (ポプラ文庫ピュアフル)

 家出してきた茶道の家元の息子が騒動に巻き込まれる話。

和装の人やお坊さんなど、モチーフは和風なんだけど、背景がビビットなピンクなのでモダンさもあります。

イラストもゆるいので、児童向けの路線を意識しているんでしょうね。

 

『ぼっけえ、きょうてえ』岩井志麻子 角川ホラー文庫

ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

 岡山の遊女が語る恐ろしい身の上話のホラー。

縦長の遊女の絵と、はみ出すほどに配置されたタイトルの合わせ方が不穏です。

これだけでは見にくいので、左にタイトルと著者名を再び配置しているのかな。毒々しい豪華さがある装丁です。

 

『刀剣乱舞絢爛図録』ニトロプラス

刀剣乱舞絢爛図録(特典なし)

 ゲーム「刀剣乱舞」の設定資料集。

印刷で和とじっぽいデザインになっています。よーく見ると折れるところがすりきれている風に印刷してあるので、芸が細かいです。

ビンテージ風のデザインで趣がありますね。

 

『カクリヨの短い歌』大桑八代 ガガガ文庫

カクリヨの短い歌 (ガガガ文庫)

 和歌で戦う和風伝奇バトルライトノベル

ロゴ部分が短冊になっているのがかわいいです。さすが短歌。

イラストのタッチがふんわりしているから、ロゴにもぼかしが入っているようです。見やすいからかな?

 

『桃山ビート・トライブ』天野純希 集英社文庫

桃山ビート・トライブ (集英社文庫)

 桃山時代でロックする音楽時代小説。

よく見るとピアスしてたり髪の毛染めていたりおかしなところがあるんですが、全体を見るとあまり違和感がない不思議。

中身はかなりネタなんですが、そうとは知らずに読む人も多そうです。

 

ちょんまげぷりん』荒木源 小学館文庫

ちょんまげぷりん (小学館文庫)

 江戸時代の侍がタイムスリップしてパティシエになる本。

イケメンの侍がなんでプリン持っているんだ……?と疑問に思うイラスト。イラストをメインにするためタイトルは添えるだけです。

黄色い表紙も非常に目立ちますね。

 

『天帝妖狐』乙一 集英社文庫

天帝妖狐 (集英社文庫)

こっくりさんに呪われて人でなくなった男性が少女と出会う話。

斜めになった構図に狐の石像と鳥居。不穏さを感じるくらい背景と小さく描かれている風車。和風伝奇らしいデザインです。

 

『狐笛のかなた』上橋菜穂子 新潮文庫

狐笛のかなた (新潮文庫)

人に使われる狐と少女が出会った時、運命が変わっていく和風ファンタジー。

群青色を基調とした背景に、うっすら光る狐の姿。儚さと美しさを感じます。

ロゴにさりげなく月のモチーフが使われてます。

 

天地明察』原作・冲方丁 漫画・槇えびし アフタヌーンコミックス

天地明察(1) (アフタヌーンコミックス)

江戸時代の碁打ちが改暦にチャレンジする歴史もの。

淡い色彩に大きく描かれた白いロゴが特徴的。丸い囲みは地球や月などの天体がモチーフでしょうか。 よく見るとちょっとざらざらした質感になっています。

 

『伏 贋作・里見八犬伝桜庭一樹 文春文庫

伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)

八犬伝をモチーフにした時代ものファンタジー。

ゴシックと明朝を混ぜたロゴが目を引きます。人間と犬の子どもを暗示しているんでしょうか?

でたらめに建てられたお城もおどろおどろしさを感じます。

 

まとめ

こうして見ると、完全に「和」って感じのデザインは少なくて、何かしら現代的なモチーフを入れているのだなと感じました。

やはりそういうところが古臭くならないポイントなんでしょうね。

皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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